ベンチャー企業での転職面接のコツ
ベンチャー企業での転職面接のコツ
今日は、ベンチャー企業の転職で気をつけるべきポイントについてお話ししていこう。
なぜこのテーマで書くのかは、私自身がベンチャー企業への志望度が高く、色々と勉強しているからだ。
活動履歴という意味も込めて、役立つ情報を届けていけたらと思う。
ちなみに、今回の記事は、ベンチャー企業で役員をやっている友人から聞いた情報をもとに書いている。
企業によって重要視するポイントは異なるものの、それなりに参考にしてもらえればとと思う。
面接本での対策は意味がない
就活でもよくあるが、面接本などを買って対策するという行為。
これは非常に意味がない。
なぜ意味がないのか。
それは質問の答えを作ってきたのが見え見えだからだ。
ベンチャー企業は、組織の動きがとても早い。
事業がころころ変わったり、会社の組織が変わることなんてザラにあるのだ。
そういったベンチャー企業では、柔軟に変化をしていけるような人間が好まれる。
そのため、面接の回答を作ってきましたというのは、準備としては素晴らしいのだが、明らかにマニュアルな回答になってしまうと印象が良くない。
つまり、面接本などでの対策はマニュアルな回答になりがちなので注意しよう。
ベンチャー面接で押さえておきたいポイント
自分の軸や将来やりたいことを持っている
自分の軸や、将来の夢を明確に持っている人間はベンチャーに好まれる。
「どの企業だってそうだろう?」と思うかもしれないが、そうではない。
一般的な大企業の面接で聞いてくる質問は、「将来の夢はありますか?(弊社で)」という隠語が含まれている。
つまり、あくまで会社の中でやりたいことはあるかという質問だ。
しかしベンチャーは、その会社にいる前提じゃなくてもよい。
極端なことを言えば、「仕事を辞めてハワイに行きたいです」でもいいのだ。
なぜベンチャーはそういう意味での軸を持っている人間を好むかというと、自分自身で仕事を作り出してガシガシと進めていける人間を求めているからだ。
ベンチャーは非常に未完成な部分が多い。
そのため、1人1人がある程度独立して、完成度が低かったとしてもまずはやってみるというスタンスじゃないと利益は生まれない。
なので、自分自身をしっかりと持っているというのは非常にポイントが高いのだ。
過去の実績を数字で語る
過去の経歴における成果を話すときは、できるだけ定量的に話すのが好ましい。
まあ、これについてはどの企業でも共通する部分であるが、なぜそうしたほうがいいのか?という理由が若干異なる。
通常の大企業の場合は、「面接官がわかりやすいように数字を使って実績を伝える」というのが定石だ。
しかし、ベンチャーの場合は「どのくらいの実績を残したのか?」を最も重視するため、数字で語る必要がある。
つまり、極端に言えば、数字を入れてない実績など、実績ではないという思考だ。
そのため、営業であれば売上、経理であればコスト削減額など、具体的な数字を用いて話すことが非常に大切なのだ。
最後に
今回は、ベンチャー企業での面接で気をつけるべきポイント、重要視するポイントについて紹介した。
もちろん、ベンチャー企業は採用マニュアルなどがきちんと整っていないので、面接官によってみるポイントは対象変わるだろう。
しかし、今回書いたようなポイントを見る人が自然と集まっている集合体がベンチャー企業だ。
やや感覚的に判断するケースもあるが、ベンチャーにいる人間が今回のような点を重要視していることは間違い無いので、ぜひ参考にしてほしい。