ベンチャー企業への転職で後悔する人とは
ベンチャー企業への転職で後悔する人とは
ベンチャーへの転職を考えていたのだが、急に不安になってきたので自分の中で整理をしてみた。
今回のテーマは、ベンチャーへの転職で失敗する人という内容だ。
ベンチャーは自由で魅力的な部分もあるが、よく考えて転職をしないと後悔することになってしまう。
私の友人でもそういった人間を何人も見てきた。
そういった友人の姿を思い出しながら書いていきたいと思う。
ベンチャーへの転職で失敗する人とは?
自分で仕事を見つけ出せない人
自分で仕事を見つけて取り組むことができない人はベンチャーで失敗する可能性が高い。
ベンチャーとは、良くも悪くも自由な社風だ。
悪く言えば、社内制度が全く整っていないことを意味する。
だから、今まで大企業で振られた仕事をやってきただけの人材は、ベンチャーに入ってから苦労する可能性が高い。
ベンチャーでは、”言われたことを完璧にやる”のではなく、自分で仕事を見つけて6割の完成度で進めていく。
改善点があれば都度修正していくというのがポイントだ。
そういった文化に慣れている人や抵抗がない人は価値を発揮できないだろう。
柔軟に対応できない人
ベンチャーはビジョン以外の何もかもが定まっていない。
組織だってころころ変わるし、人の入れ替わりも激しい会社がある。
そもそも、事業さえも変わってしまうことがある。
そういった変化が数ヶ月単位で訪れるのだ。
なので、そのような変化を楽しいと思えるような人でないとベンチャーは向いていない。
大企業からベンチャーに転職する人は、ベンチャーを少し舐めている節がある。
だから、不完全な組織を見るとイライラしたりするのだが、会社が立ち上がる瞬間などどこもそうなのだ。
それをわかっていない人間はベンチャーに転職するべきではない。
ベンチャー企業への理想が高い
ベンチャーは自由で、裁量権があって・・・という夢見がちな人間が多いように思う。
しかし、ベンチャーはもっと泥臭い。
細かい改善を猛スピードで行うのだ。
当然、社内インフラは整っていない場合が多いので、自分がやりたくないことだってやらなければいけない。
雑務のようなことも立派な仕事なのだ。
そういったことを理解していない人はベンチャーには向いていないだろう。
ベンチャーへの転職で失敗しないために
ベンチャーへの転職で失敗しないために必要なことをあげていこう。
一人でもやっていけるスキルと自信を身につけてから転職する
一人でもやっているというのは大げさかもしれないが、簡単に言えばバリューを発揮できる状態になってから転職するべきだと思う。
先ほども言った通り、ベンチャーは制度も整っていないし、人材だって不足していることが多い。
その中で、何もできない人間がジョインしたところで何の価値も生み出せないだろう。
自分で動いて自分で仕事を進めるというスタイルを取るためには、スキルや経験が必要になってくる。
ベンチャーへ転職する場合はそういった点を押さえておかなければならない。
転職の目的を明確にする
ベンチャーへの理想が高くて現実とのギャップに戸惑う人が多いが、得てして転職の目的が明確になっていないケースが多い。
ベンチャー企業に行って何がしたいのか?
なぜそれをしたいのか?
ということが整理されていないと、現実を目の前にした時にモチベーションを保てなくなってしまう。
そういった意味では、自分自身の思考をクリアにして転職する必要がある。
まとめ
今回は自分自身に言い聞かせるという意味も込めてこのような記事を書いた。
ベンチャーは楽しいが、決して楽ではない。
その事実をしっかり理解した上で転職をするべきだと考えている。